劇的な逆転勝利

2025年2月6日、神奈川県横浜のBUNTAIで行われた日本選手権の2次リーグで、カーリング女子チーム・ロコ・ソラーレの吉田知那美選手はフォルティウスと対戦し、7-6で逆転勝利を収めました。この試合は序盤から苦戦を強いられ、4-6のまま最終第10エンドに突入。しかし、3点を奪取する劇的な展開で勝利を手にしました。

吉田の感情と藤沢との絆

試合後、吉田選手の目には涙が光っており、彼女は「カーリング人生で忘れられないゲーム」と語りました。また、スキップの藤沢五月選手の卓越したプレーに感銘を受け、「彼女は本当にすごい。彼女と同じチームでプレーすることができるなんて、憧れの選手と一緒にいる気分です」と胸の内を明かしました。

ゾンビゲームの精神

試合を振り返り、吉田選手は「私たちは『ゾンビゲーム』と呼んでおり、底から立ち上がることが得意です。今日は『ゾンビの中のゾンビ』でした」と表現しました。

次戦への抱負

藤沢選手に頼りすぎず、自らも得点チャンスを作り出すことをテーマに掲げた吉田選手は「明日以降はチャンスを作って、さっちゃんに渡したい」と次戦への意気込みを語りました。彼女は最高の形で相棒にバトンをつなぎ、日本一の座に返り咲く覚悟を決めています。