土曜の競馬注目馬3選:枠順・距離変化で好転、好調騎手とのタッグで勝利を狙う
今週末の競馬で注目すべき3頭の激走馬を紹介。枠順と距離変化が好転し、好調騎手とのタッグで勝利を狙う。

東京2R・3歳未勝利:フラッシュタイム
フラッシュタイムはエイシンフラッシュ産駒で、デビューから芝で2戦を消化。いずれも2けた着順に終わったが、ダートに転向してからは3、5着と2戦続けて掲示板を確保し、初勝利への道が開けた。スタートは速いタイプだが、ここ2戦はダートに入る前の芝部分ではスピード負け。特に前走は位置取りが悪かったが、ダート発走になる今回の条件は合いそう。上位騎手騎乗と斤量補正で浮上し、仕上指数も2位タイの高い数値。唯一連対経験のあるナインオブレターには2走前に先着しているように相手にも恵まれた。
小倉8R・4歳上1勝クラス:コスモフレディ
コスモフレディはシニスターミニスター産駒で、未勝利脱出までに約1年に渡って11戦も要した。現級では3戦目の前走が0秒6差の4着で、早くもクラス卒業のめどが立ちつつある。前残りの展開だった前走は最内枠から馬群をさばくのに一苦労。最後の直線で大外に持ち出してからは3着馬と競りながら猛追してきた。前走より枠順が好転する11番枠で、さらに距離変化で好転。鞍上の丸山元気騎手はバイタルジョッキーなら狙ってみる価値はある。
京都12R・4歳上1勝クラス:ゼンカイパイロ
ゼンカイパイロはパイロ産駒で、昨年2月の遅いデビューだったが、6月に4戦目で未勝利をクリア。後続に8馬身差をつける圧勝劇で昇級初戦の前走でも1番人気に支持された。前走は7か月の長期休養明けで、太め感なく仕上がった馬体重10キロ増でも、序盤から鞍上が押っ付け通しだった。今回の激走ポイントは上位騎手騎乗と脚長で推進力あるの2点で、厩舎指数や仕上指数など軒並み高い数値を算出している。叩き2走目でガラリ一変が期待できる。