【大相撲トーナメント】高安、5 年ぶり 3 度目の優勝!新横綱・豊昇龍を破る
第 49 回大相撲トーナメントで、高安が 5 年ぶり 3 度目の優勝を果たしました。新横綱・豊昇龍を破り、笑顔で優勝を喜びました。

高安が 5 年ぶり 3 度目の優勝を果たした。第 49 回大相撲トーナメントが 9 日、東京・両国国技館で行われ、元大関の平幕・高安(34=田子ノ浦部屋)が優勝し、賞金 250 万円などを獲得した。新横綱・豊昇龍(25=立浪部屋)を 4 回戦で撃破し、決勝では関脇・若元春(31=荒汐部屋)を寄り切りで破った。高安は「集中してできた」と得意の左四つから力強く寄り倒し、「横綱に勝てたのはうれしい。時の人なので」と笑みをこぼした。主催のフジテレビが 1 月 30 日に放送取りやめを発表したが、大盛況で「満員御礼だったと思うので、本場所みたいな雰囲気で緊張感があった」と語った。前日に行われた NHK 福祉大相撲の「お楽しみ歌比べ」では、演歌歌手で妻の杜このみとの夫婦デュエットを披露し、「昨日から優勝したいなと思っていた」と語っていた。28 日に 35 歳の誕生日を迎える高安は、「あっという間ですね」と語り、春場所(3 月 9 日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けては「励みにして焦らずやっていきたい。3 月に向けて良い気分で、また体を作っていきたい」と力を込めた。