奥川恭伸、開幕投手回避でヤクルトに暗雲
ヤクルトの奥川恭伸投手が下半身の故障で練習試合の先発を回避。今後の復帰は不透明で、ヤクルトに暗雲が立ち込めている。

奥川恭伸、開幕投手回避でヤクルトに暗雲
ヤクルトの奥川恭伸投手(23)が 18 日、下半身のコンディション不良のため、予定していた練習試合・ロッテ戦(浦添)の先発登板を回避した。高津監督によると、奥川は試合に備えての練習中に異常を訴え、診察のため病院に向かったという。今後については診断結果を見てから判断するが、「当分無理だろうね。ちょっと計算が立たない感じ」と、復帰まで時間がかかるとの見通しを示した。
これまでも右足、右肘、腰などの故障に悩まされてきた奥川。昨季は約 3 年ぶりの 1 軍白星など 3 勝を挙げて復活の兆しを見せ、プロ 6 年目の今季は初の開幕投手と 1 軍ローテ定着を目標に設定。1 軍スタートとなったキャンプでは、ライブ BP で 150 キロをマークするなど順調な仕上がりをアピールしていた。
「開幕めがけてどんどんアピールしたい」と、意気込んでいた実戦初登板直前でのアクシデント。高津監督は「残念ですね。やっぱり今年こそはと思っていたヤス(奥川)なので、本人も悔しいでしょうし、われわれも、という感じですね」と肩を落とした。