楽天・宗山が初オープン戦で勝負強さを発揮!初長打でチームに勢い
楽天のゴールデンルーキー宗山塁が初オープン戦で勝負強さを発揮し、初長打を放った。宗山は、打球の質やボールの見方が段階的によくなっており、開幕スタメンへ着々とステップを踏んでいる。

宗山塁、初オープン戦で勝負強さを発揮!初長打でチームに勢い
金武でのラスト打席で、ゴールデンルーキーが勝負強さを発揮した。1点リードの6回2死二塁。楽天のドラフト1位・宗山が阪神・岡留の内角直球を右中間へ運ぶ適時三塁打。1ボール2ストライクからファウルで粘りながら7球目を捉えた対外試合初長打に「追い込まれても強いスイングができた。アプローチの仕方がよかった。継続してやっていきたい」。約3週間のキャンプでさらに精かんさを増した日焼け顔を引き締めた。
23、24日は他球場で試合のため、金武キャンプは実質最終日。「2番・遊撃」でスタメン出場した初のオープン戦の登場曲には、人気アニメ「ドラゴンボール」のテーマ「CHA―LA HEAD―CHA―LA」(チャラ・ヘッチャラ)を選んだ。右翼席からはできたばかりの応援歌も響く本番モードだった。
初回は左飛、3回には対外試合初三振も喫したが、「打球の質やボールの見方が段階的によくなった」と手応えを口にした。5回の第3打席で遊撃内野安打を放ち、最後は長打で締めくくる修正能力の高さを見せた。
開幕スタメンへ着々とステップを踏む背番号1。しかし、昨年の正遊撃手でこの日は三塁で出場した村林も、3ランを放つなど猛アピール。三木監督も「今日は今日で、また明日から」と、若武者たちの熱いバトルをうれしそうに見つめている。