炎鵬が幕下で白星スタート!復帰 5 場所目の熱闘
炎鵬が 2 年ぶりの幕下で白星スタート。大けがからの復帰 5 場所目で、くせ者の欧山田との一番も下に入って押し出した。

炎鵬が幕下で白星スタート!復帰 5 場所目の熱闘
西幕下 30 枚目・炎鵬(伊勢ケ浜)が東 30 枚目・欧山田(鳴戸)を押し出して白星スタートを切った。幕下は 2023 年夏場所(全休)以来 2 年ぶり。土俵は 2018 年名古屋場所(5 勝 2 敗)以来、7 年ぶり。
「感覚はまだですね。久しぶりの雰囲気に『あれ?』というのはありましたけど相撲に集中できました。月日はたったですけど、応援してもらえてありがたかったです」と炎鵬は語った。
脊髄損傷の大けがから復帰して 5 場所目。「一日一日、いい相撲を取るように、自分と向き合ってこれたので、それを土俵の上で出すだけです」。その言葉通りくせ者の欧山田との一番も下に入って上体を起こして押し出した。納得の相撲でもあった。
場所前には照ノ富士親方から声をかけられた。「横綱も下からはい上がってきた。マインドとか極意とか、普通では聞けないことををアドバイスしてくれました。ありがたいことです」と話した。
支度部屋では「若い力士が増えたな」という印象を受けたが。同世代の力士が活躍しているのも事実。「(気持ちは)切れてません。今が一番、いい状態です」と笑顔を見せていた。