大谷翔平と権藤博氏の感動の絆:WBC辞退から学んだ人生の教訓
2017年WBCでの大谷翔平の辞退と権藤博氏の激励を通じて、スポーツと人生の深い教訓を探る。

2017年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、侍ジャパンに招集されながらも辞退を余儀なくされた大谷翔平。当時、日本ハムのエースとして活躍していた大谷は、春季キャンプで権藤博氏と対面し、謝罪の言葉を述べました。権藤氏は「そんなことより、しっかり自分の体をつくって、シーズンをちゃんと戦うように」と激励し、「人間万事塞翁が馬」と書いた紙を渡しました。
権藤氏は会見で、「人間万事塞翁が馬って言葉をわかってたのかは知りませんけど、何が災いするか、幸いするかはわからないから、その時のことをくよくよしないで、明日に向かってやりなさいと。その後、大谷はテレビかラジオのインタビューで『人間万事塞翁が馬』って言ったらしいんですよ」と笑顔で話しました。
大谷について、権藤氏は「ずっと練習をやってるんですよね。日本で見た時もかなりでかかったです。休みの時は何をやってるんだ?って聞いたら、やることないから練習してますって。朝飯を食って、練習をして、疲れたらテレビを見るか、本を読んで、昼飯食ってまた練習して、晩飯食って、またやることないから練習してって。1日、暇さえあれば寝るか食うか練習してるか。米国で会ったら、もっとでかくなってましたからね。恐ろしいバッターです」と称賛しました。
このエピソードは、スポーツ選手の努力と人間関係の深さを物語っています。権藤氏の言葉は、大谷だけでなく、多くの人々に勇気と希望を与えるものです。