豊昇龍、冷静さを取り戻し一山本を撃破!師匠のアドバイスに感謝/大相撲夏場所
大相撲夏場所9日目、豊昇龍が冷静さを取り戻し一山本を撃破。師匠のアドバイスに感謝し、5連勝で7勝目を挙げた。

大相撲夏場所9日目(19日、両国国技館)で、東前頭9枚目の安青錦(21)が千代翔馬(33)を押し出して8連勝を飾り、勝ち越しを決めました。初の「綱とり」に挑む大関大の里(24)は宇良(32)を送り出し、9連勝で単独首位を守りました。
横綱豊昇龍(25)は一山本(31)をはたき込んで7勝目を挙げました。豊昇龍は一山本のもろ手突きに冷静に対応し、左を手繰って崩し、はたき込みました。先場所で敗れた相手を寄せ付けず、「慌てずに集中してやる気持ちで土俵に上がった」と実感を込めました。
2連敗後の5連勝で7勝目を挙げた豊昇龍は、「顔、肩の力が抜けてよかった。師匠(立浪親方=元小結旭豊)が(力を抜けと)言ってくれた」と師匠のアドバイスに感謝しました。
大関琴桜(27)は小結高安(35)を上手出し投げで破って6勝目を挙げました。大の里を1差で平幕伯桜鵬(21)と安青錦が追っています。
豊昇龍の今場所の活躍は、師匠のアドバイスと自身の冷静さが鍵となりました。今後の展開が楽しみです。