【世界卓球2025】大藤沙月が3種目制覇!体力勝負の長い一日を乗り切り、女子シングルスで強敵と激突
2025年世界卓球選手権で大藤沙月が混合ダブルス、女子ダブルス、女子シングルスの3種目で勝利。体力勝負の長い一日を乗り切り、女子シングルスでは強敵と対戦。

大藤沙月の3種目制覇
2025年世界卓球選手権個人戦第5日、大藤沙月(ミキハウス)が初出場ながら3種目で勝利を収めました。午前11時頃に開始された吉村真晴と組む混合ダブルスでは、世界ランク1位の中国ペアを3-1で撃破。その後、横井咲桜との女子ダブルスでは3-0で快勝し、午後9時前に始まった最終種目の女子シングルスでも4-0で勝利しました。
体力勝負の長い一日
21歳の大藤は、女子シングルスの3ゲーム目から足が震えるほどの疲労を感じていたものの、「絶対に4-0で勝とうという気持ちでしっかり頭を使って勝てた。ホッとしています」と安堵の表情を見せました。最後の女子シングルスでは、世界ランク43位のザビーネ・ヴィンター(ドイツ)と対戦。「朝、昼、晩という試合でゆっくり休む時間がなかったので、体力との勝負だった」と語りました。
強敵との激突
この日のシングルス3回戦を終えたのが午後9時25分。4回戦は翌22日の午前11時40分開始予定とタイトな日程。相手は2回戦で2017年銅メダルの平野美宇を4-2で破った世界ランク134位のレア・ラコバッツ(クロアチア)です。大藤は「大舞台はどちらが勝つか分からない。その中で勝ってこられているのは自信になる。どの試合も大事。明日からももっと思い切ってやりたい」と意気込み、足早に会場を後にしました。