伊藤美誠の歓喜の涙と卓球への情熱:世界卓球での感動的瞬間
伊藤美誠が世界卓球でメダルを獲得し、歓喜の涙を流した感動的な瞬間を紹介。彼女の卓球への情熱と母への思いに迫る。

伊藤美誠の歓喜の涙
2025年5月、カタールで開催された世界卓球女子シングルスで、伊藤美誠(24)がメダルを獲得し、歓喜の涙を流した。準々決勝で、当時世界ランク9位の伊藤は、同4位の王芸迪(おう・げいてき)に勝利し、中国勢の壁を越えてメダルを確定させた。
苦難の道のり
伊藤美誠は、2021年東京五輪の混合複で日本卓球界初の金メダルを獲得するなど、数々の実績を残してきた。しかし、その後は苦難が続いた。2024年パリ五輪代表の選考レースでは、過密日程により「自分らしいプレー」を見つめ直すことができず、五輪代表の座を逃した。
母への思い
カタールでの開幕前日、伊藤は母・美乃りさん(49)に「母は初めてベンチに入ってくれる。母と一緒にメダルを取りたい」と親孝行を約束していた。この勝利は、母への思いも込められていた。
今後の目標
伊藤美誠は、目標の世界ランク1位を目指して今後も活躍を続けたいと語っている。彼女の卓球への情熱と、母への思いが伝わる感動的な瞬間だった。(卓球担当・宮下 京香)