【世界卓球2025】張本智和が戸上隼輔に敗退、男子シングルスでメダル獲得ならず
2025年世界卓球選手権で、張本智和が戸上隼輔との日本人対決に敗れ、男子シングルスでのメダル獲得はならなかった。

2025年5月21日、カタール・ドーハのルサイル・アリーナで開催された世界卓球選手権個人戦の男子シングルス3回戦で、世界ランク4位の張本智和(トヨタ自動車)が同30位の戸上隼輔(井村屋グループ)との日本人対決に1-4(7-11、9-11、11-9、5-11、9-11)で敗退した。
張本智和は、2017年デュッセルドルフ大会で史上最年少の13歳で8強入りを果たして以来、5度目の個人戦出場。日本勢46年ぶりのメダル獲得を目指していたが、3回戦で姿を消すことになった。
この試合は、パリ五輪代表同士の対決として注目を集めた。全日本選手権では張本が2勝1敗、世界ツアーでは戸上が2勝1敗と、互角の戦績を誇るライバル同士の一戦だった。
試合後、張本は「毎回、同じ選手とやるにしても展開は変わってくる。しっかり準備していいプレーをするだけ」とコメント。同日、松島輝空と組んだ男子ダブルス3回戦でも2-3で敗退し、ダブルスでもメダル獲得はならなかった。
今大会の結果を受け、張本智和の今後の活躍に注目が集まる。次の大会でのリベンジに期待がかかる。