青学大が大学野球で前人未到の3連覇へ!「我慢」の力で完全優勝を達成
青学大が東都大学野球春季リーグ戦で完全優勝を達成し、全日本大学野球選手権での3連覇を目指す。安藤寧則監督の「我慢」の戦略が勝利の鍵となった。

青学大の完全優勝
青学大は、東都大学野球春季リーグ戦で国学院大を6-1で圧倒し、5季連続17度目のリーグ戦制覇を達成しました。この勝利により、勝ち点5の完全優勝を飾り、全日本大学野球選手権への3年連続8度目の出場も決定しました。大会史上初の3連覇に向けて、チームはさらに強さを発揮することを誓っています。
安藤寧則監督の「我慢」の戦略
安藤寧則監督は、今回の優勝の要因として「我慢」の2文字を挙げました。開幕週の中大戦や亜大戦では、初戦を失いながらも連勝で勝ち点を獲得しました。監督は、「より我慢強さを感じたことが、今季は多かった。『頑張れ!』という場面を、皆で乗り越えてくれた」と語りました。
選手たちの活躍
エース右腕の中西聖輝は、1回戦を1-0で完封し、この日は変則左腕のバデルナ・フェルガスから次期エースと期待される鈴木泰成が1失点で継投しました。中西は、「監督のベンチからの『頑張れ!』の声が、いつも以上に大きく聞こえた。それで頑張ることができました」と明かしました。
3連覇への意欲
全日本大学選手権では、前人未到の3連覇に挑みます。安藤監督は、「過去にないことを結果としてやり切ったら楽しい。違う世界が見えるかもしれない」と意欲を見せています。主軸の小田康一郎も、「負けず嫌いがそろった」と評するチームは、トーナメント戦でさらなる強さを発揮することを期待しています。