青学大・小田康一郎が先制点呼ぶ内野安打で5連覇に貢献【東都大学野球】
青学大の小田康一郎内野手が内野安打で先制点を呼び込み、チームの5連覇に大きく貢献しました。

5連覇達成の鍵
2025年5月23日、東都大学野球春季リーグ戦において、青学大が国学院大を6-1で下し、史上4校目となるリーグ5連覇を達成しました。この勝利の立役者となったのが、3番打者の小田康一郎内野手(4年・中京)です。小田選手はリーグトップの3本塁打、11打点を記録し、MVP級の活躍を見せました。
先制点の決め手
優勝を決めた国学院大戦では、1回1死二塁の場面でセカンドへの内野安打を放ち、一塁への悪送球を誘って先制点を挙げました。打点はつかなかったものの、小田選手は「きのう打てなくて申し訳なかったので、意地でも打とうと打席に入りました。見栄えはよくなかったけど、いいヒットでしたし、いい点の取り方でした」と力強く語りました。
チームの勝利への執念
前日の1-0の勝利ではノーヒットに終わったものの、一夜明けて、野手全員で借りを返そうと話し合い、小田選手がその先頭に立ちました。負けられない亜大との2回戦でも、8回に決勝の2点タイムリーを放つなど、勝負強さはチーム屈指でした。
キャリアの輝き
中京高時代には夏の甲子園4強を経験し、東都大学野球では一塁手として2度のベストナインに輝いた小田選手。藤原主将は「いい意味で自己中心が多い」と今年のチームについて語り、小田選手も「言うこととか、やることとはバラバラですが、みんな負けず嫌いで、勝ちたいという思いは同じ方向を向いている」とチームの結束力を強調しました。