「負けを怖がらない野球」で17度目のリーグ優勝!青学大の強さの秘密
青学大が「負けを怖がらない野球」で17度目のリーグ優勝を果たし、5連覇を達成。その強さの秘密と今後の展望を解説。

青学大の圧倒的な勝利
2025年5月23日、東都大学野球の第5週第2日、青学大は国学院大を6-1で下し、史上4校目となる5連覇を達成しました。この勝利で、青学大は17度目のリーグ優勝を飾りました。
投手陣の活躍
先発のバデルナ・フェルガス投手(4年=日本航空)は5回無失点で試合を作り、リリーフの鈴木泰成投手(3年=東海大菅生)につなぐ必勝リレーで、国学院大を封じました。鈴木投手は6回から登板し、真っすぐで押し、フォークでアウトを重ね、9回には2者連続三振で優勝を決めました。
守備とメンタルの強さ
今季、青学大の投手防御率はリーグ1位の1.20で、昨秋の2.52から大きく上回りました。四死球も昨秋の58から今季は36と激減し、投手陣の整備に力を入れた成果が表れています。また、メンタルの強さも勝ち続けるチームの特徴です。今季は10勝3敗で、5カード中3カードが3戦目にもつれ込みながらも確実に勝ち点をつかみました。
今後の展望
青学大は3連覇を懸けて、6月9日開幕の全日本大学選手権に出場します。エースの中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)は「僕たちの代も、4冠に向けて始動した」と力を込めました。次は史上初の大学日本選手権3連覇を目指します。
監督の言葉
安藤寧則監督(48)はいつも「一枚岩」という言葉で鼓舞し続けました。苦しくとも、勝ちへの執念が詰まった今季。最後に1点勝っていればいいという思いで、チームは前だけを向いて戦いました。