【F1モナコGP:FP2】ルクレールが地元で最速!角田はフェルスタッペンと僅差、ハジャーの連続クラッシュで赤旗2回
F1モナコGPのフリー走行2回目(FP2)でシャルル・ルクレールが最速タイムを記録。角田裕毅はフェルスタッペンと僅差、ハジャーの連続クラッシュで赤旗が2回発生。

FP2のハイライト
F1第8戦モナコGPのフリー走行2回目(FP2)が行われ、地元モナコ出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムを記録しました。2番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手にはルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続きました。
ホンダRBPT勢の活躍
レッドブル・レーシングとレーシングブルズの4台は、ホンダ・レーシング(HRC)製のパワーユニット「ホンダRBPT」を搭載しています。マックス・フェルスタッペンは10番手、角田裕毅は11番手で、両者の差はわずか0.004秒でした。フェルスタッペンはミラボー(ターン5)で左側のエスケープゾーンに逃げる場面がありましたが、巧みに回避し、マシンコントロールの確かさを見せつけました。
レーシングブルズの新人たち
F1で初めてモナコを走るレーシングブルズの2人は、リアム・ローソンが5番手、アイザック・ハジャーが6番手と好調でした。こちらも0.019秒差と僅差でした。
赤旗2回の波乱
このセッションでは波乱が続きました。アイザック・ハジャーはトンネル出口のシケインで左側のガードレールにリアタイヤを接触させ、タイヤが脱落。赤旗中断となりましたが、ハジャーはマシンを降りずに3輪走行でピットまで戻り、マシンを修復。しかし、修復後、ターン1出口でスライドし、左リアをガードレールに接触。反動で左フロントもヒットし、無線で自らを責めていました。
オスカー・ピアストリ(マクラーレン)はターン1のブレーキングでタイヤをロックさせ、白煙を上げながらバリアにクラッシュ。FP2で2回目の赤旗中断が発生しました。ピアストリはフロントウイングを失った状態で自力でピットに戻っています。
FP2順位
順位 | ドライバー | チーム |
---|---|---|
1 | シャルル・ルクレール | フェラーリ |
2 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン |
3 | ルイス・ハミルトン | フェラーリ |
4 | ランド・ノリス | マクラーレン |
5 | リアム・ローソン | レーシングブルズ |
6 | アイザック・ハジャー | レーシングブルズ |
7 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン |
8 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ |
9 | アンドレア・キミ・アントネッリ | メルセデス |
10 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル |
11 | 角田裕毅 | レッドブル |
12 | ジョージ・ラッセル | メルセデス |
13 | カルロス・サインツ | ウィリアムズ |
14 | ガブリエル・ボルトレート | Kickザウバー |
15 | オリバー・ベアマン | ハース |
16 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Kickザウバー |
17 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ |
18 | ランス・ストロール | アストンマーティン |
19 | エステバン・オコン | ハース |
20 | フランコ・コラピント | ウィリアムズ |