大相撲の未来を考える:白鵬退職と相撲協会の役割
元大関栃ノ心が白鵬の退職について語り、相撲協会の役割に疑問を投げかける。

元大関栃ノ心の動画投稿
2025年6月4日、元大関栃ノ心のレヴァン・ゴルガゼ氏(37)が自身のX(旧Twitter)に動画を投稿し、元横綱白鵬の宮城野親方への思いを語りました。
白鵬の退職に対する憤り
栃ノ心氏は、白鵬との2ショット写真とともに「信じられない。心が痛い」とつづり、動画では「文章書こうかと思ったんですけど、書くよりは自分の気持ちを伝えたいと思って。ムービーで」と投稿した理由を説明しました。
相撲協会の対応への疑問
栃ノ心氏は「白鵬横綱の件、皆さんどう思いますか?誰よりも、45回優勝した人間、人間としてもむちゃくちゃいい男だし、誰よりも活躍して20年間相撲協会の看板だった人間に、相撲協会がこんな冷たくすると思わなかったね。そろそろ自分の部屋に戻れるかと思ってたのに、クビみたいになってますね。自分で辞めますよって言われたっていっても、他の道がなかった。辞めるしかなかった。めちゃくちゃ悔しい」と憤りを語りました。
他の部屋での問題との比較
さらに「これからも宮城野親方がいて、若い親方衆がいて、これから相撲協会盛り上がるんじゃないかなと思ってたのに。なんで白鵬関にだけ冷たくされたのか。だって宮城野部屋で起きた問題に対して、同じ問題、いろいろ部屋で起きてるのに。宮城野親方にだけこんなに厳しいのか。なんなのかな。相撲協会なんのためにあるのか。相撲協会に勤めている人間を守るためじゃないのか。なんで宮城野親方は守れなかったのかね」と疑問を呈しました。
相撲協会のルールへの批判
栃ノ心氏は「おかしいと思わないですか?ひどいですよ。信じられない。あんな誰よりも相撲のことを勉強して活躍して、相撲協会を引っ張ってきた人間をクビにしたようなもの。ルールというけど、なんでほかの部屋で起きている問題を流してるのに、白鵬横綱にだけこんなに厳しいのか。おかしいと思わない?」と、首をひねりました。
大相撲の未来
この動画は、大相撲の未来と相撲協会の役割について深く考えるきっかけとなりました。栃ノ心氏の言葉は、多くの相撲ファンや関係者に大きな衝撃を与えています。