中村敬斗の日本代表での役割

フランス1部スタッド・ランスに所属するMF中村敬斗（24）は、日本代表の新たなエースとして注目を集めています。日本代表は3月に8大会連続でW杯出場を決め、6月の北中米W杯アジア最終予選では、18歳のMF佐藤龍之介（岡山）らA代表初招集の選手を7人選びました。

人気低迷を打破する鍵

日本代表はW杯優勝を目指して順調に進んでいますが、人気面での懸念が残っています。MF久保建英（24＝レアル・ソシエダード）は、10日の最終予選インドネシア戦での相手サポーターの大声援を受けて、日本のホームでのサポート強化を呼びかけました。

中村敬斗のポテンシャル

中村敬斗は、日本代表の常連選手としてフランスでの活躍もあり、認知度が上がっています。大手広告代理店関係者は、「中村選手は女性ファンも多く、今後の活躍次第では人気面でも欠かせない選手になるでしょう」と期待を寄せています。

ピッチ外での活動

中村敬斗はピッチ外でもサッカー人気アップに精力的です。15日に都内で自身初のフォトブック「Natural」（双葉社）発売記念イベントを行い、女性ファン一人ひとりにサイン本を手渡しました。出版にあたっては、「この本を通じて僕のことを知らなかった方にも、プライベートを含めてサッカー以外のことを知ってほしい」と説明しました。

今後の展望

所属のSランスは来季の2部降格が決まり、今季11ゴールの中村は移籍が取りざたされています。より大きなクラブで得点を量産すれば、同じ攻撃的左サイドでのファーストチョイスであるMF三笘薫（ブライトン）との序列をひっくり返すことも不可能ではありません。中村が森保ジャパンの主役となる日を期待したいところです。