ハリバートンの負傷がペイサーズに与える影響

インディアナ・ペイサーズのスター選手、タイリース・ハリバートンがNBAファイナル2025第5戦で右ふくらはぎを負傷し、重症度を判断するためにMRI検査を受ける予定だ。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者がこの情報を報じた。

ハリバートンは第1クォーターで怪我を悪化させたが、第2クォーターにはテーピングを施して試合に復帰。そのまま最後までプレイを続けた。しかし、怪我の影響もあってか、34分出場したもののフィールドゴールを1本も決められず、6本すべて外してしまった。結果、4点、7リバウンド、6アシストに終わり、得点はプレイオフでキャリア最低を記録。ポストシーズンでフィールドゴールを1本も決められなかったのは初めてのことだった。

ハリバートンの第6戦出場への意志

試合後、ペイサーズのリック・カーライルHC（ヘッドコーチ）は、ハリバートンが100%の状態ではないことを認めた。一方で、ハリバートン自身は「歩けるならプレイしたい」と第6戦を欠場するつもりはない意志を明かしていた。

ハリバートンはNBAファイナルの5試合で平均15.0点、6.2リバウンド、7.2アシスト、FG成功率45%を記録している。第6戦は日本時間6月20日（現地19日）にインディアナで行なわれる。

ペイサーズの今後

ハリバートンの状態がチームの命運を握っている。MRI検査の結果次第では、ペイサーズの戦略が大きく変わる可能性もある。ファンはハリバートンの早期回復を願っている。