【NBAプレーオフ】ペイサーズの挑戦続く、ハリバートンとシアカムが語る勝利への道
NBAプレーオフでニックスに敗れたペイサーズのタイリース・ハリバートンとパスカル・シアカムが、次戦への意気込みを語る。

ペイサーズは第5戦でニックスに94-111で敗れたが、選手たちの自信は揺るがない。タイリース・ハリバートンは試合後、落ち着いた口調で次のように語った。
「厳しい試合だった。上手く抑えられたから、もっと頑張らなきゃ」
ハリバートンは、ニックスの戦いぶりを評価しつつも、次戦でのリベンジを誓った。
「向こうは基本的には同じプレーをしていたけど、ディフェンスでいくつか新しいプレーを入れてきていた。それに対して僕らは映像を見てアジャストし、2日後に同じ相手とまた戦う。勝敗にかかわらず、そうやって改善する点を見つけていくのがプレーオフのバスケの面白いところだ。僕らはもっと良いバスケができる。今日やれなかったのは僕の責任だけど、第6戦ではやってみせるよ」
パスカル・シアカムも、チームの強さを強調し、前向きな姿勢を崩さない。
「シーズンを通して僕らは素晴らしいチームであり続けている。僕らの強さは、何があろうと一緒に戦い続けるところにある。僕らがここまで勝ち上がると予想していた人はそう多くはないはずだ。カンファレンスファイナルで3勝2敗、これは素晴らしいことだし、シーズンを通して勇ましく戦ってきたチームを誇りに思うよ」
シアカムは、ラプターズ時代の優勝経験を踏まえ、次のように続けた。
「相手も必死だ。そして1勝をもぎ取った。これがNBAだよ。僕らもNBAファイナルに意識を向けるようなことがあってはいけない。まずはニックスに勝つことだ。ホームで決めたい。全員が自分らしく、そして全力でプレーする。その正しいマインドセットを僕らは持っているよ」
ペイサーズは、現地3月10日以降、レギュラーシーズンの19試合とプレーオフの15試合で連敗を記録していない。ハリバートンは、チームの強さを信じている。
「物事が上手くいかない時こそ、僕たちは良い答えを出そうとする。こういう時に様々な批判が出るのは分かるけど、パニックに陥る必要はない。確かに厳しい負けだったけど、僕らはみんな映像から何を学べるかと考える。コーチの(リック)カーライルはそこに精通しているし、僕も映像をしっかり見直すつもりだ」
ペイサーズの次なる挑戦に注目が集まる。