ミッキーファイト、帝王賞での悲願達成へ!精神力と実力の証明
ミッキーファイトが帝王賞での勝利を目指す。その精神力と実力について、陣営の声を紹介。

ミッキーファイトの挑戦
ミッキーファイト(牡4・田中博)は、2025年7月2日に大井競馬場で行われる帝王賞(JpnⅠ)に挑む。昨秋のJDクラシックでの2着以来、大井での悲願のJpnI制覇を目指す。
前走のアンタレスSを振り返る
山崎啓行助手は、前走のアンタレスSについて「フェブラリーSはこの馬にとって少し距離が短く、適性外だったかなと思っていました。GⅠということもあり、挑戦という意味合いもあって使ったレースでしたが、よく頑張ってくれたと思います」と振り返る。
キャリアと精神力
ミッキーファイトはこれまでのキャリアで全て3着以内と堅実な走りを続けている。山崎助手は「能力の高さ、そして精神面の強さが大きいと思います。フェブラリーSまではすべて異なる競馬場でした。その中でも常に自分を保って力を発揮してくれる。相当な精神力がなければできないことです」と評価する。
中間の様子
勝った後はノーザンファーム天栄へ放牧に出し、レースの約1か月前に戻ってきた。山崎助手は「毎回、本当にいい状態で戻してもらっていて、今回も例外なくいい状態です」と話す。
追い切りの感触
6月19日の追い切りは1週前追い切りと位置付けていた。山崎助手は「しっかりとした内容でこなしてくれて、その後も順調です。25日の坂路追いは52秒を切る程度の時計と問題なくきています」と説明する。
大井コースの経験
昨年のJDクラシックではゲートの反応にやや不安があったが、今回はキャンターの発進の仕方や姿勢からして、ゲートへの対応力もかなり向上している。
レースへの見通し
山崎助手は「着実にステップを踏み、大きな舞台でも自信を持って勝負できる馬になってくれました。本当の意味での完成はまだ先かもしれませんが、現時点でも十分に勝負になるだけの成長を見せてくれています」と期待を寄せる。