大相撲名古屋場所新会場「IGアリーナ」視察レポート:関取衆の熱い思いと新たな挑戦
大相撲名古屋場所の新会場「IGアリーナ」を関取衆が視察。横綱豊昇龍や大の里が新会場の広さと雰囲気に感銘を受け、今後の相撲界の発展に期待を寄せました。

新会場「IGアリーナ」への期待
2025年7月1日、大相撲の関取衆約70人が、名古屋場所(7月13日初日)の新たな会場となる名古屋市北区の「IGアリーナ」を視察しました。新会場は天井が約30メートルと高く、従来の本場所会場とは異なる雰囲気が漂っています。
横綱たちの声
横綱豊昇龍は、「広い。お相撲さんも全員、燃えていくと思う」と、新会場の広さに感銘を受けました。また、横綱大の里は、「会場が変わることは、ほとんどない。良い経験をさせてもらっている」と語り、新たな環境での相撲取りに意欲を見せました。
力士たちの感想
視察中、力士たちからは「巡業の会場みたい」との声も聞かれ、新会場の独特な雰囲気に新鮮さを感じている様子でした。マス席など会場設営が進む中、関取衆は案内を受けながら東西の支度部屋などを確認しました。
社会貢献と管理体制の整備
視察に先立って行われた力士会では、関取衆が社会貢献のために積み立てていた2千万円以上を、管理担当だった幕内格行司が着服した問題を受け、春日野事業部長(元関脇栃乃和歌)が訓示を行いました。力士会と行司会は今後、積立金の管理体制を整備する方針です。
今後の展望
新会場「IGアリーナ」での名古屋場所は、相撲界にとって新たな挑戦の場となります。関取衆の熱い思いと共に、今後の相撲界の発展が期待されます。