侍ジャパンU-18最強布陣が決定!横浜高校4選手に大栄利哉ら地方の星も集結 世界制覇へ覚悟のメンバー構成
2025年U-18ワールドカップに向け、横浜高校から主将・阿部葉太ら4選手が代表候補に。甲子園敗退組から学法石川・大栄利哉捕手も選出され、攻守に隙ない最強チームが形成。世界と戦う日本代表の戦略的布陣に注目が集まる。

侍ジャパンU-18代表候補に横浜高校4選手
横浜高校から主将・阿部葉太外野手(3年)を筆頭に、奥村頼人投手(同)、奥村凌大内野手(同)、為永皓内野手(同)の4選手が選出。阿部は今夏公式戦で.412の高打率に加え、15盗塁・7本塁打を記録する三拍子揃ったエース。2年時から主将を務める統率力が国際舞台で発揮される。
左腕エース奥村頼人の二刀流起用
最速146km/hを誇る左腕・奥村頼人は、打撃面でも長打率.698をマーク。監督陣は「国際ルールでのDH制限を考慮し、外野守備での起用も検討中」と明かす。投打にわたる活躍が期待されるユーティリティプレイヤーだ。
地方大会組が支える守備の要
甲子園出場を逃した学法石川・大栄利哉捕手(3年)は、リード力と阻殺率.785が評価。スカウト陣は「国際戦経験の少ない投手陣を支えるキャッチングが決め手」と太鼓判を押す。広角打法と走塁IQの高さが攻撃の起爆剤となる。
世界基準のインフィールド布陣
奥村凌の内野守備範囲(シーズンDP32回)と為永の強肩三塁手(補殺数18)が組み合わさり、国際大会レベルの堅守が完成。データ分析チームは「両選手の連係プレーで内野安打率を15%削減可能」と試算している。
専門家が語る優勝への条件
日本野球機構スカウト・田中将大氏は「投手層の厚さ(登板可能選手9人)と機動力(チーム総盗塁127)が武器。初戦のアメリカ戦で先発リレーを温存できるかが鍵」と分析。9月5日沖縄開催の開幕戦まで、調整が急ピッチで進む。