【陸上】清山ちさと、左手骨折を乗り越え世界選手権へ挑戦!九州選手権で最後のチャンス
34歳の清山ちさとが左手骨折を乗り越え、世界選手権東京大会への出場を目指す。九州選手権で最後のチャンスに挑む。

清山ちさと、左手骨折を乗り越え世界選手権へ挑戦
清山ちさと(34=いちご)は、女子100メートル障害で日本歴代3位の12秒77を記録し、優勝を果たした。向かい風0.1メートルの厳しい条件の中、唯一の12秒台を叩き出した。今月16日に出した自己ベストを0秒07更新したが、9月の世界選手権東京大会の参加標準記録(12秒73)にはわずかに届かなかった。
34歳のベテランハードラーの進化
清山は、日本記録保持者で4学年後輩の福部真子らの助言を受け、「ハードルを上から捉えようと、上方向に踏み切ることを意識している」と走りを改善。7月上旬の日本選手権では7位だったが、今季は自己ベストを4度も更新するなど、進化を続けている。
左手骨折を乗り越えて
7月には欧州遠征のウオーミングアップ中に転倒し、左手の骨を3本骨折。医師から手術を勧められたが、「手術したら走れなくなる」と痛み止めの薬を飲み、強行出場を続けている。この日も左手に包帯を巻きながら好記録を出し、「本当に人生を懸けてやっているので、骨折れたくらいじゃ。もう崖っぷちですけど、ベストも出しているので全然問題ないです」とうなずいた。
世界選手権東京大会への挑戦
9月の世界選手権東京大会の代表入りには、あと0秒04と迫る参加標準記録の突破が条件。タイムの有効期間最終日である24日には、九州選手権に出場する。初の代表入りへ「標準を切るしか道はない」と勇んだ。
女子100メートル障害の代表争いの現状
出場枠は最大3。中島ひとみ、福部真子は参加標準記録(12秒73)を突破しており、代表入りが当確。残る1枠は世界ランキング日本勢最上位で日本選手権を初制覇した田中佑美が濃厚だが、同選手権8位以内の選手が8月24日までに標準を突破すれば、田中を上回って代表入りとなる。