投手との対決に向けた強い決意

ソフトバンク・石塚綜一郎選手が春季キャンプで語ったように、彼の今キャンプのテーマは明確です。それは「守備能力の向上」です。自慢の打撃だけではなく、チーム戦略に即した守備を身につけることで、選手としての幅を広げようとしています。

昨年の経験を活かしたトレーニング

昨年、石塚選手は一軍での出場を果たし、初本塁打も記録しました。この貴重な経験を活かすため、彼は積極的にコーチからの指導を受け続けています。特に本多コーチや奈良原ヘッドとの密なトレーニングは、彼にとって非常に意味のある時間となっているようです。

毎日の努力がカギ

「守備は短期間の練習では身につかない」と語る石塚選手は、キャンプ期間中、ほぼ毎日特守に参加する意向を示しています。守備の技術向上にこだわり、日々の積み重ねを大切にする姿勢は、若手選手としての成長を感じさせます。

同年代のライバルからの刺激

特に、同級生でありライバルでもある佐々木朗希投手のメジャー挑戦について、「雲の上の存在」としつつも、自身の目標への刺激としています。彼にとって、佐々木選手の存在は競争の原動力となり、さらなる向上心を駆り立てているようです。

未来への展望

石塚選手は今後について、「右の長距離砲として一軍に残りたい」と明言。他の選手たちとの競争の中で、レギュラーをつかむためには、守備や打撃両面での更なる発展が必要です。彼の努力が実を結ぶ日を期待しましょう。

石塚綜一郎選手について

• 生年月日: 2001年6月7日
• 出身地: 秋田県秋田市
• 背番号: 55
• 身長: 181cm
• 体重: 87kg
• 高校時代には39本塁打を記録し、投手としても143kmを投げた実績を持つ。

昨年は二軍で打率2割9分7厘、6本塁打、30打点を記録し、7月24日に支配下登録を勝ち取りました。