2025年5月18日、インディアナ・マッドアンツの富永啓生が、都内の「livedoor URBAN SPORTS PARK」でバスケットボールクリニックを開催しました。このクリニックでは、高校生バスケットボールプレーヤーたちにシュート技術向上のためのヒントを提供しました。

シューティングに特化したクリニック

富永の最大の武器である“シューティング”に特化したこのクリニックでは、参加者12名のシュートを確認しながら、オフボールの動きやシュートフォームなど技術的なポイントをアドバイスしました。イベント後半には、富永がバウンドショットや椅子に座っての3ポイントシュートなどトリックショットを披露し、参加者たちとのシューティング対決も行われました。

メンタルの重要性

富永は「シュートって教えるのが難しい分野。一番大事なのは打ちきること。自信を持っていないと入るシュートも入らない」と、テクニックだけでなくメンタルの重要性も強調しました。

Gリーグでの経験を振り返る

プロ1年目を終えた富永は、「今シーズンは大変な経験もしましたが、シュート1本の重みを感じられたシーズンでした。試合1本目のスリーの大切さを特に気付かされた年でもありました」と、Gリーグでの苦悩を振り返りました。

若年層プレーヤーとの交流

富永自身も学生時代にクリニックでステフィン・カリーと交流し、挑戦を後押しする金言を授けられた経験があります。「自分も学生時代にこういう機会に恵まれて、沢山の人に教えてもらいました。今後もそういう機会を逆に教える立場でやっていければいいなと思います」と、若年層プレーヤーとの交流への思いを語りました。

今後の目標

約1カ月前に帰国し、充実のオフを過ごしている富永は、「NBAという目標は変わらないです。どういう機会をいただけるのか見てから決めていきたい」とコメントしました。