才木浩人、湯浅京己へのエール

阪神タイガースの才木浩人が、今季難病から1軍復帰を果たした湯浅京己にかけた言葉が話題を呼んでいる。二人は過去にリハビリ期間をともに過ごした仲であり、その絆は深い。

リハビリを共に乗り越えた二人

昨シーズン、才木と湯浅はリハビリに励む日々を送った。その中で、才木は湯浅に対して特別な言葉をかけることはなかったという。

「『うぇーす。よろしくー』ぐらいです」

この短い挨拶には、才木なりのエールが込められていた。自身も右肘のトミー・ジョン手術を経験し、約2年間のリハビリ生活を送った才木は、湯浅の苦労を理解していた。

特別な言葉はいらない

才木は、リハビリを終えて復帰した際、周囲から「頑張ったな、絶対しんどかったよな」と言われることを望んでいなかった。

「その苦労は本人にしか分からないから。一緒に野球できるのが一番。特別な言葉はいらないと僕は感じるタイプなので」

この言葉からは、才木の人間性と湯浅への深い理解が感じられる。

今後の活躍に期待

二人の絆と野球への情熱は、今後の阪神タイガースの活躍を支える大きな力となるだろう。ファンも彼らの活躍を心待ちにしている。

【阪神担当 波部俊之介】