F1ドキュメンタリー『Drive to Survive』シーズン6がエミー賞受賞!レッドブルの圧勝とドライバーたちの熱き物語
NetflixのF1ドキュメンタリー『Drive to Survive』シーズン6がエミー賞を受賞。レッドブルの圧勝とドライバーたちの熱き物語を紹介。

Netflixで配信されているF1ドキュメンタリーシリーズ『Formula 1: Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』のシーズン6が、2025年のスポーツ・エミー賞において『優秀スポーツ・ドキュメンタリーシリーズ(連続シリーズ部門)』を受賞しました。今回は2023年シーズンを取り扱ったシーズン6が対象となりました。
レッドブルの圧倒的な強さ
2023年シーズンは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが全22戦中19勝という圧倒的な強さを見せました。これにより、制作陣はより魅力的な物語を求めて、より深い取材を行なう必要がありました。
ドライバーたちの熱き物語
製作総指揮を務めたジェームズ・ゲイ=リースは、F1公式サイトに対して以下のように語っています。
「もちろん、タイトル争いが熾烈だったシーズンではないから、その分、2位、3位、4位争いがどう展開されていくのかを見るのが面白いんだ」
「オスカー・ピアストリやピエール・ガスリーといったドライバーたちには、本当に見ごたえのあるストーリーがあった。ダニエル・リカルドのF1復帰も素晴らしくて、このシリーズにとっては大きなボーナスになった」
他のチームにもスポットライト
「他のチームにスポットライトを当てられたのも良かった。メルセデスは苦戦しながらも盛り返したし、アストンマーティンは好スタートを切ったけど失速した。主題となるものは早い段階で決まっていたとはいえ、全体としては予想外の展開も多く、面白いシーズンだった」
F1人気の拡大に貢献
『Drive to Survive』は、F1界に多大な影響を与えてきました。ドラマ仕立てで巧妙な編集には、既存のファンやドライバーから反発を受けることもありましたが、特にアメリカを中心とした市場でF1人気の拡大に貢献したことは否定のできない事実です。
今後の展開に期待
『Drive to Survive』のファーストシーズンは2019年に配信され、その後コロナ禍のパンデミックが訪れたこともあって視聴数の急速な拡大に繋がりました。そこからはF1に新たなファン層を呼び込み、新市場への進出を後押ししています。今後のシーズンにも大きな期待が寄せられています。