【名古屋場所】新横綱・大の里の登場と新三役の誕生が期待される歴史的瞬間
大相撲名古屋場所で新横綱・大の里の登場と共に、新三役の誕生とトリプル大関獲りが期待される歴史的瞬間を紹介。

新横綱・大の里の登場
大相撲夏場所が25日に千秋楽を迎え、4度目の優勝を果たした大の里(24=二所ノ関部屋)の新横綱昇進が確実となりました。28日には名古屋場所(7月13日初日、愛知・IGアリーナ)の番付編成会議が開かれ、来月30日に正式に発表されます。
三役陣の活躍
三役陣では、東関脇・大栄翔(31=追手風部屋)が10勝5敗、西関脇・霧島(29=音羽山部屋)が11勝4敗、西小結・若隆景(30=荒汐部屋)が12勝3敗とそれぞれ2桁勝利を挙げました。両関脇が勝ち越しているため空きはありませんが、小結で2桁勝利した場合は関脇の枠を増やすことが通例です。若隆景は一昨年の春場所以来となる関脇復帰が予想されます。
新三役の誕生
若隆景が関脇に上がった場合、小結の空きは2枠。東前頭6枚目で10勝5敗の欧勝馬(28=鳴戸部屋)と東前頭9枚目で11勝4敗の安青錦(21=安治川部屋)の新三役昇進が予想されます。安青錦が初土俵から所要11場所で新三役昇進を果たせば、小錦(元大関)と朝青龍(元横綱)と琴欧洲(元大関)が持つ史上最速記録(付け出しを除く)の14場所を大きく更新することとなります。
新会場「IGアリーナ」での名古屋場所
新会場「IGアリーナ」で行われる名古屋場所。新横綱に加え2人の新三役誕生、そしてトリプル大関獲りが予想され、新たな歴史の幕開けが期待されます。