平野美宇、試合数削減で新たな挑戦へ「新しい気持ちで卓球に取り組みたい」
平野美宇が今後の試合数を減らす意向を表明。新たな気持ちで卓球に取り組む姿勢を語り、ファンからの温かい反応に感謝。

卓球の世界選手権に出場していた日本選手団が26日、開催地のカタール・ドーハから成田空港着の航空機で帰国した。女子シングルスに出場した平野美宇(25=木下グループ)は、今後の試合数を減らす意向を示した。
平野は19日に行われた女子シングルス2回戦でクロアチア選手に敗れ、直後に過呼吸で倒れ救急車で搬送された。帰国後の記者会見で、平野は「これからも試合は出ると思うんですけど」と前置きしつつ、「必ず次のオリンピックを目指したいとか、この大会で必ずこういう結果を残したいとか、そういう気持ちは今まですごく大きかったんですけど、それはちょっと少なくして、また違う新しい気持ちで卓球に取り組みたいと思っています」と語った。
さらに、「こういう発言をしたら、何を言ってるんだみたいな感じで言われるんじゃないかなって思っていたんですけど、周りの方や家族、応援してくださる方々がゆっくり休んだらいいよと言ってくださって。それを恐れていた自分がいたので、みんな思ったより優しくて、いい世界だと思いました」と、周囲の温かい反応に感謝の意を表した。
平野の今後の活動に注目が集まっている。