「アジア最強」を目指す豪州GKライアン、日本戦前に自信満々の宣言
オーストラリア代表GKマシュー・ライアンが、日本戦を前に自信満々のコメントを発表。アジア最強を目指す豪州の意気込みを語る。

オーストラリア代表の守護神、マシュー・ライアンが、6月5日に自国で行われる北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本戦を前に、オーストラリアメディア『Daily Telegraph』の取材に応じた。
ライアンの現在の状況
33歳のライアンは、今季ローマで出場機会を得られなかったものの、冬にRCランスに移籍し、レギュラーとして活躍した。しかし、RCランスとの契約は今月までで、去就が注目されている。ライアンは現在の状況について、「ただ待っているだけだよ」と冷静に説明した。
移籍市場への期待
「今は6月1日に移籍市場が開いた段階だから、あまり心配していない。僕は行くべき場所に行ってベストを尽くす。結局は全てが上手くいくものだ。それが僕のキャリアを通しての傾向だから、今はとても安心しているし、サッカルーズでの目の前の仕事のみに集中している」と語った。
ワールドクラスを目指す
ライアンは自身のキャリアについても言及し、「僕は良い感じだし、まだ若いと感じている。このまま仕事を続けて、自分のパフォーマンスでワールドクラスのゴールキーパーだと証明すればいい。そうすれば、あとはなるようになるさ。今までで1番ハングリーだ。可能な限り最高の人生を送りたいし、最高のキャリアを築きたい。そのために人生を捧げているんだ」と意気込みを語った。
日本戦への意気込み
目の前の仕事とは、森保ジャパンとの大一番だ。日本はグループCの首位を確定させ、すでにW杯出場を決めているのに対し、現在2位のオーストラリアは、残された1つの椅子を巡る熾烈な戦いの渦中にある。
余裕がある日本はメンバーを大幅に入れ替え、ベストな布陣で臨まない点は、大きな助けになるとも言えるが、ライアンは「彼らが何をしようと、僕の自信には影響しない」と強気の発言をした。
アジア最強を目指す
「ここでの仕事に集中しているし、自分たちがコントロールできる部分に集中している。目の前にどんな困難があろうとも、それを乗り越えられると信じて行くしかない。僕の目には、自分たちはアジアでベストだと映っている。自分がベストだと信じなければ、最初のハードルでつまずく羽目になる」と、アジア最強を目指す意気込みを語った。
2021年にはアーセナルのゴールを守るなど、欧州屈指の名門を渡り歩くレジェンドは、あくまで冷静でありながら、強気なメンタルの持ち主だ。