欧勝馬、名古屋場所で新三役へ向けて上位総当たりに挑む
欧勝馬が名古屋場所で新三役を目指し、上位総当たりへの意欲を語る。昨年の九州場所の経験を活かし、今場所の勝利を目指す。

大相撲の幕内力士・欧勝馬(鳴戸)が、名古屋場所(7月13日初日・IGアリーナ)での新三役昇進を目指し、上位総当たりへの意欲を燃やしている。
稽古での好調ぶり
10日、東京・墨田区の部屋で行われた稽古では、十両・欧勝海(鳴戸)と10番相撲を取った。右四つから力強く寄り切り、9勝1敗と好調ぶりを見せた。先場所では東前頭6枚目で10勝5敗の好成績を収め、今場所での新三役昇進が濃厚だ。
先場所の反省と今場所への意気込み
欧勝馬は、「先場所は10番勝っていい場所だった。内容的にも悪くなかったと思う。自分から相手をさばいていったが、前に出られなかった部分もあったので、そこはしっかりやっていきたい」と振り返った。また、新三役昇進については、「まだ発表されていないので、気持ち的にはまだピンとこない」と笑顔で語った。
上位総当たりへの挑戦
昨年の九州場所では初めて上位総当たりを経験し、4勝11敗と苦戦した。先場所も終盤に対戦した小結・若隆景(荒汐)や関脇・霧島(音羽山)ら役力士には敗れた。「九州場所ではほとんど上位と取って、4番しか勝てなかったので、もっと勝てるようにしたい。今はしっかり当たって前に出ていくことを意識している。立ち合いから攻めていれば途中でいなしも効いてくる。楽しみ」と、再びの上位総当たりへの闘志を燃やした。
今場所への期待
欧勝馬は、名古屋場所での上位総当たりに期待を寄せ、「立ち合いから攻めていれば途中でいなしも効いてくる。楽しみ」と語った。今場所での新三役昇進に向け、さらに精進を重ねていく姿勢を見せている。