ヤクルト中村優、プロ2度目の先発で5回無失点の快投!侍ジャパン経験を活かす
ヤクルトの中村優投手がプロ2度目の先発で5回無失点の好投を見せ、勝利投手の権利を持って降板。侍ジャパン経験を活かし、プロ初勝利を狙う。

2025年7月3日、マツダスタジアムで行われた「広島-ヤクルト」戦で、ヤクルトドラフト1位の中村優斗投手がプロ2度目の先発を果たしました。中村投手は5回を7安打無失点で抑え、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りました。
落ち着いたマウンドさばき
立ち上がりから落ち着いたマウンドさばきで相手打線を抑え込みました。最速150キロの力強い直球に加え、スライダーやフォークなどの変化球も効果的に使い、相手打者を翻弄しました。
ピンチを凌ぐ投球
3回に1死一、二塁のピンチを迎えましたが、3番・小園を右飛に仕留め、続くファビアンに対しては149キロの直球でバットをへし折り、中飛に抑えました。5回には1死一、二塁の場面で広島の田中をフォークで空振り三振に抑え、雄たけびを上げました。さらに2死満塁のピンチを迎えましたが、ファビアンを捕邪飛に抑え、無失点で切り抜けました。
プロ初勝利への期待
中村投手はプロ初登板となった6月22日のオリックス戦(神宮)では5回を5安打1失点と力投しましたが、打線の援護に恵まれず白星を手にすることはできませんでした。しかし、この試合では「いい経験になりました」と手応えを口にしていました。
同学年であり、昨年は大学生で一緒に侍ジャパン入りを果たした中日のドラフト1位・金丸夢斗投手(関大)より先にプロ初勝利を手にするチャンスを得ました。今後の活躍が期待されます。