【フィギュアスケート】三浦璃来・木原龍一組、ミラノ・コルティナ五輪へ向けてカナダで猛練習中
三浦璃来と木原龍一組がカナダでミラノ・コルティナ五輪に向けて練習に励んでいます。メダル獲得を目指し、着々と準備を進めています。

三浦璃来(23)と木原龍一(32)組、通称「りくりゅう」は、カナダ・オークビルを拠点に、来年2月に開催されるミラノ・コルティナ五輪に向けて猛練習中です。木原は「メダル獲得を目標に頑張りたい」と意気込みを語り、日本勢初の表彰台を目指しています。
練習の様子
米国との国境に位置するナイアガラの滝から北西約50キロの地、オンタリオ湖に面した自然豊かなオークビルで、2人は着々と準備を進めています。今季のショートプログラム(SP)は、昨季から継続の「Paint It Black」を使用。「五輪イヤーに新しい曲を2つやるより、自信があるものをSPでやって、残った時間をフリーに回したかった」と説明しました。フリープログラムの曲名はまだ非公表ですが、「切り開いてきたペアのスケート人生を表現したい」と練習に励んでいます。
今後の目標
世界選手権で2度の優勝を誇る「りくりゅう」は、五輪の金メダル候補にも挙がっています。今季からは、22年北京五輪金メダルの隋文静・韓聡組(中国)が電撃復帰しますが、木原は「追いかける立場に戻れる。気が楽になった」と歓迎し、三浦も「今回は2人に食らいつきたい」と意気込んでいます。
今季初戦
今季初戦は8月中旬にカナダ国内で行われる競技会を予定しています。三浦は「五輪を特別視せず、これまでの試合と同じ感覚で1つ1つ集中して取り組みたい」と語り、目先の結果にとらわれることなく、宿願のメダルへの道を1歩ずつ歩んでいます。