前田大然、圧巻の2ゴールで試合を制しMVP候補に急浮上!
前田大然がダンディーFC戦で2ゴールを決め、現地メディアから賛辞の嵐。今季の活躍で年間MVP候補として注目される。

セルティックは2023年2月5日に行なわれたスコットランド・プレミアシップ第24節でダンディーFCに6-0の圧勝を収めた。この試合で前田大然は見事な2ゴールを決め、勝利に大いに貢献した。
前田の最初のゴールは、55分にジョタからのクロスを頭で合わせたもので、その後4分後にはエンゲルスのスルーパスを受けてのダイレクトロビングシュートで2点目を奪取。両ゴールは彼の技術と冷静さを証明するものだった。
試合を通じて、前田はボールタッチ49回、シュート2本、パス成功率も高く、攻守両面で存在感を示した。クラブのファン投票で「マン・オブ・ザ・マッチ」に輝いた前田は、その喜びを『Celtic TV』のインタビューで語り、次の試合への意気込みを見せた。
監督のブレンダン・ロジャース氏は前田の活躍を称え、「彼のゴールは完璧だった。その動きは特に素晴らしかった」とコメント。更に、日刊紙『Daily Record』は前田のシンプルな回答にジョタが笑いを抑えきれなかったと描写するなど、チーム内の良好な関係性も伝わってきた。
しかし、現地メディアは前田の成長に注目しており、特に『The Guardian』は彼の2点目を「完璧なロブ」と絶賛。『Scottish Sun』も彼が年間MVPの有力候補に急速に成長していると報じており、今後の活躍が期待される。
古橋亨梧の移籍に伴う得点力低下の懸念を吹き飛ばす活躍で、前田はセルティックの攻撃陣に新たな希望をもたらしている。試合ごとの彼の成長に、多くの期待が寄せられる。
今季公式戦での通算得点は18に達し、ストライカーとしての存在感をアピールした前田。今後のプレー時間の増加と共に、彼のパフォーマンスはさらに向上するだろう。