2025年5月18日、県営飯田野球場で行われた第152回北信越地区高校野球長野県大会（春季）の準決勝で、松本国際と長野商が勝利を収め、19日の決勝戦に進出しました。

松本国際の活躍 松本国際は、市川志生（3年）が1失点完投し、九回に飯出帝羅（2年）がサヨナラ適時打を放つなど、チームの勝利に大きく貢献しました。特に、佐藤塁（3年）がスクイズプレーを成功させ、同点に追いつく場面は見事でした。

長野商の逆転劇 一方、長野商は四回に下条琉真（2年）が逆転2点適時二塁打を放ち、加藤佑都（3年）が2失点完投するなど、強力な打線とピッチングで勝利を掴みました。

決勝戦への期待 両校の決勝戦は、甲子園を目指す夏の選手権大会に向けての重要な一戦となります。松本国際の佐藤塁選手は「決勝は接戦になると思う。みんなで優勝を目指す」と意気込みを語りました。

選手たちの背景 佐藤塁選手は「両投げ」として登録されており、小学生の頃に右肩の調子を崩したため、左投げに転向しました。高校に入ってから右肩の調子が戻り、現在は右投げに戻しています。彼の走力はチームの重要な武器となっています。

この決勝戦は、両校の選手たちの努力とチームワークが試される場となるでしょう。ファンにとっては見逃せない一戦です。