【高校野球】大阪桐蔭が3年ぶりの優勝!中野大虎の完投劇で履正社を撃破
大阪桐蔭が春季大阪府大会で履正社を破り、3年ぶりに優勝。中野大虎の完投劇が勝利の鍵となった。

大阪桐蔭、3年ぶりの優勝
2025年5月18日、春季大阪府大会の決勝戦が行われ、大阪桐蔭が昨秋の王者・履正社を6-2で破り、3年ぶり14度目の優勝を果たしました。プロ注目の右腕・中野大虎主将が140球を投げ抜き、9安打2失点の完投勝利を挙げました。
中野大虎の完投劇
中野大虎は昨秋の決勝で敗れたリベンジを果たすべく、全力を尽くしました。3回までに先頭打者を出塁させるなど苦しい場面もありましたが、2死満塁のピンチを二ゴロで切り抜け、最少失点で凌ぎました。西谷浩一監督は「あそこで崩れないのが中野」とその精神力の強さを称賛しました。
打線の活躍
打線も4回に3連打で逆転し、5回にも3連打で加点するなど、中野をしっかりとサポート。中野は「8、9回はちょっと泣きそうだった。大阪で1番を取ることに対しての感情があふれた」と勝利の喜びを語りました。
今後の展望
この勝利で、大阪桐蔭は春季近畿大会(5月24日開幕、奈良・さとやくスタジアム)の出場権を獲得。中野は背番号1で主将として、連覇を目指す夏に向けてチームを引っ張っていくことを誓いました。
(瀬川 楓花)