【F1】角田裕毅の将来に懸念?元王者ビルヌーブ氏が解雇勧告とハジャール昇格を提言
F1レッドブルの角田裕毅に対して、元王者ビルヌーブ氏が解雇勧告とハジャール昇格を提言。角田の不振が続く中、今後の動向に注目が集まる。

角田裕毅の現状とビルヌーブ氏の提言
F1レッドブルの角田裕毅(25)に対して、元王者ジャック・ビルヌーブ氏が解雇勧告を出した。角田は18日に行われたエミリアロマーニャ・グランプリ(GP)決勝で20番手スタートから10位入賞を果たしたが、緊急昇格後の不安定なパフォーマンスが続いていることから、海外メディアから批判的な指摘が相次いでいる。
ビルヌーブ氏の見解
ビルヌーブ氏は英スポーツ専門放送局「スカイ」で角田の現状についてこう語った。「もし私が角田だったら…今は心配しているだろう」と切り出し、さらに「角田がそこにいたのは、ホンダのおかげだということを忘れてはいけない。(リアム)ローソンが期待に応えられなかった時、ホンダに選択肢はなかったんだ」と指摘した。
ハジャール昇格の可能性
ビルヌーブ氏は、角田に代わって姉妹チームであるレーシングブルズのアイザック・ハジャールを昇格させるよう進言した。「彼ら(レッドブル)はハジャールがまだ若すぎて、まだ準備が整っていない、彼をダメにしてはいけないと恐れている。しかし、彼は今、準備ができている可能性を示している」と強調した。
ハジャールの実力
英メディア「プラネットF1」は、ハジャールがイモラのレースでも好調を維持し、9位でフィニッシュしたことを報じた。「ハジャールはポイントを7に伸ばした。ローソンはレッドブルのシート獲得に十分な実力があると見られていたが、ハジャールはまだローソンに敗れていない」と、その実力を強調した。
角田の今後
エミリアロマーニャGPでは、エースのマックス・フェルスタッペンがマシンの戦闘力向上を示しただけに、角田も早急に上位争いへ食い込むことが求められている。今後の角田のパフォーマンスとチームの動向に注目が集まる。