横浜高校野球部、村田スペシャルで27連勝!関東大会ベスト4進出
横浜高校野球部が村田スペシャル戦略で公式戦27連勝を達成し、関東大会ベスト4に進出。浦和学院との激戦を制す。

2025年5月22日、ノーブルホーム水戸で行われた第77回春季高校野球関東大会準々決勝で、横浜高校(神奈川)は浦和学院(埼玉)を3-2で下し、公式戦連勝を27に伸ばしました。横浜は「村田スペシャル」と呼ばれるカウント途中での継投戦略を駆使し、勝利を掴み取りました。
試合のハイライトは8回2死三塁のピンチ。1番打者に対し、カウント1-1の状況で、先発の織田翔希(2年)から救援の片山大輔(3年)に交代。片山は空振り三振でピンチを脱し、チームの連勝を守りました。
片山は「カウント途中から登板する練習をしている。ブルペンでは1球目の配球をこだわっているのでいつも通り」とコメント。村田浩明監督も「浦和学院さんの打線は凄い。やっぱり(打者が)嫌なことをやっていかないとダメかなという試合だった」と振り返りました。
昨秋の明治神宮大会を制覇し、今春の選抜でも優勝した横浜。村田監督は「どちらが勝ってもおかしくなかった。2番手以降の選手たちが凄くいい準備をしてくれているので全員野球が少しずつ形になってきている」と、日本一3連覇を目指す夏に向けて手応えを感じています。
横浜の次の試合は、関東大会準決勝。連勝記録をさらに伸ばせるか、注目が集まっています。