2025年5月21日、NBAプレーオフのイースタンカンファレンスファイナル第1戦で、ペイサーズがニックスを138-135で破り、歴史的な逆転勝利を収めました。第4クォーター終盤に17点のビハインドを跳ね返し、オーバータイムの末に劇的な勝利を手にしました。

試合のハイライト

• 第4クォーターの逆転劇: ペイサーズは残り6分半で17点のビハインドを追い、アーロン・ネスミスの連続3ポイントシュートなどで猛追。
• ハリバートンの同点シュート: 残り7秒からのラストオフェンスで、タイリース・ハリバートンがブザービーターとなる同点シュートを決め、オーバータイムに持ち込みました。
• オーバータイムの勝利: ハリバートンのアシストからアンドリュー・ネムハードがレイアップを決め、さらにネムハードがニックスのジェイレン・ブランソンにプレッシャーをかけ、ターンオーバーを誘発。オビ・トッピンが豪快なダンクを決め、ペイサーズが競り勝ちました。

ハリバートンのコメント

ハリバートンは試合後、「僕たちは、相手がコントロールしていると感じる試合をたくさん戦ってきた。試合の残り時間がゼロになるまで、試合は終わらない」とコメント。さらに、「多くの選手が勝利に貢献してくれて誇りに思う」とチームの絆を強調しました。

チームの継続性

ハリバートンは、チームの継続性が勝利の鍵だと語りました。「NBAでは継続があまり見られない。多くのチームは1年ごとに主力メンバーを変えていく。僕たちのフロントオフィスは、継続性を持たせるために素晴らしい仕事をしてくれている。それによって僕たちは、互いに自信を持てている」と述べました。

今後の展望

ペイサーズはこの勝利をきっかけに、さらに勢いを増しています。ハリバートンは「僕はこのメンバーと一緒にプレーするのが大好きで、このまま勝ち進んでいくのが楽しみだ」と今後の試合に期待を寄せました。

この歴史的な逆転勝利は、ペイサーズのチーム力と結束力を如実に示すものでした。今後のプレーオフでも、彼らの活躍が期待されます。