【七夕賞】ドゥラドーレスが重賞初制覇を目指す!戸崎騎手の勝利への道
第61回七夕賞でドゥラドーレスが重賞初制覇を目指す。戸崎騎手とのコンビ復活に期待が高まる。

ドゥラドーレスの重賞初制覇へ
第61回七夕賞・G3(7月13日、福島競馬場・芝2000メートル)で、6歳のドゥラドーレスが重賞初制覇を目指す。2歳下の半妹レガレイラを有馬記念制覇に導いた戸崎騎手と、今回は8戦ぶりのコンビ復活で挑む。
戸崎騎手の評価
戸崎騎手は美浦・Wコースで2日の1週前追い切り(6ハロン82秒1―11秒3)に騎乗し、鋭く伸びて1馬身先着。「いい動きをしていました。まとまりが出た感じはしますね。リズムが良かったので、落ち着きというか、無駄がない感じはしました」と好感触だった。
ドゥラドーレスの成長
3歳時には毎日杯で3着、菊花賞では4着だった素質馬。脚部不安などで8か月、1年4か月の長期休養があったが、今年は小倉日経賞でオープン初勝利。前走のエプソムCでは最速タイの末脚で追い込んで2着になり、宮田調教師は「勝ち馬は強かったですが、重賞でしっかり力を出せていい内容でした」と評価。タイトル奪取まで、あと一歩のところまできている。
戸崎騎手の記録
戸崎騎手は七夕賞に過去10度騎乗して〈10〉《1》《1》〈4〉〈16〉〈6〉《1》〈7〉〈13〉《1》着。16年アルバートドック、17年ゼーヴィント、21年トーラスジェミニ、24年レッドラディエンスで制しており、4勝は岡部幸雄元騎手と並んで最多タイ。今回勝てば歴代単独最多となる。
今後の展望
戸崎騎手は今日8日が45歳の誕生日。勝てば同レースで歴代最多の5勝目となるが、「より良い馬に乗せてもらってきている結果だと思っているので」と振り返る。謙虚な七夕賞男が「レガレイラと走るフットワークは似ている感じはしますね。背中の良さもあります」と評する良血を、兄妹重賞制覇に導く。