2025年バレーボール日本代表の新たな挑戦:新戦力と戦術の進化
2025年、バレーボール日本代表は新たな戦力と戦術で国際舞台に挑む。新監督のもと、男女ともにロサンゼルス五輪を目指す。

2025年、バレーボール日本代表は新たな戦力と戦術で国際舞台に挑む。新監督のもと、男女ともにロサンゼルス五輪を目指す。
新たな戦力の登場
女子代表では、キャプテン古賀紗理那の引退後、新エースとして佐藤淑乃が注目を集めている。佐藤は筑波大学時代からその得点力を発揮し、NECレッドロケッツ川崎では古賀の背番号「2」を継承した。ルーキーイヤーから国内トップリーグで活躍し、日本人選手としてトップの総得点をマークした。
男子代表の新監督
男子代表では、2021年東京五輪でフランスを金メダルに導いたロラン・ティリ氏が新監督に就任。その指導力に期待がかかる。
国際大会での活躍
現在、日本代表は「FIVBネーションズリーグ」に参戦中。女子代表は開幕5連勝と好スタートを切り、予選ラウンド第2週ではイタリアや中国に敗れたものの、チェコに快勝して第3週へ弾みをつけている。
今後の課題と展望
諸外国に比べてサイズで劣る女子日本代表は、ブロッカーとレシーバーによる的確なポジショニングで決定機を与えず、自分たちの攻撃につなげる戦い方が必須だ。勝つためには、海外の高いブロックを攻略して点数を取らなければならない。
次世代の期待
次世代を担う大器として、18歳の秋本美空が注目を集めている。母は元日本代表でロンドン五輪の銅メダリストである大友愛氏。秋本は身長185cm、最高到達点316cmというポテンシャルを持ち、いずれは代表のエースとなりえる逸材だ。