【陸上】ガードナ・レイチェル麻由、400mハードルで全国制覇!夢を叶えた瞬間

ガードナ・レイチェル麻由が400mハードルで全国制覇を果たし、夢を叶えた瞬間を紹介。

ガードナ・レイチェル麻由、400mハードルで全国制覇

広島インターハイの3日目、女子400mハードルでガードナ・レイチェル麻由(法政二3神奈川)が58秒16の好タイムで優勝を飾りました。彼女は「3年間ずっとこの舞台で勝つことが夢でした。言葉に表せないほどうれしいです」と語りました。

レースの詳細

レース中、バックストレートでスピードが思うように伸びず、最終ハードルの踏み切りもうまく合わなかったものの、勝利への強い気持ちでフィニッシュへと突き進みました。その結果、今季高校ランク1位の59秒01を大幅に短縮する好タイムを記録し、悲願の全国制覇を果たしました。

400mハードルへの挑戦

ガードナ・レイチェル麻由が400mハードルを始めたのは昨年の10月からです。前回大会では七種競技で4位に入賞していましたが、顧問の野村忠信先生らから「レイチェルならヨンパーで日本一になれるよ」と言われ、高校の先輩である菊田響生(現・法大)が昨年のこの大会で男子400mハードルを制し、400mとの2冠に輝いた姿を見て、「400mハードルをやろう」と決意しました。

今大会での戦略

今大会では400mの出場権を得ていましたが、「日本一を取るために、一番自信のあるヨンパーに絞る」と出場種目を1つに決めました。南関東大会ではすべてハードル間を17歩で進めましたが、今大会は5台目まで16歩とし、逆脚踏み切りでのハードリングを導入しました。予選で逆脚のハードリングがうまくいけたことで、自信を持って決勝に臨むことができました。

今後の目標

中学時代、全中四種競技でランク1位の記録を持ちながら3位に終わった経験があるガードナ・レイチェル麻由は、「中3の時は勝てる自信がまったくありませんでしたが、今回は自信がありました。メンタル的にも成長しました」と語りました。今後は、この日は届かなかった神奈川県高校記録の57秒90の更新を目指し、大学でもヨンパーを続け、世界を目指したいと意気込みを語りました。

この大舞台での優勝が、彼女の世界への第一歩となるかもしれません。

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