【陸上】北村環奈、女子200mで連覇達成!プレッシャーを力に変えた感動の勝利/沖縄全中
北村環奈が沖縄全中で女子200m連覇を達成。プレッシャーを力に変え、今季の成長を実感した感動の勝利を振り返る。

北村環奈(桔梗が丘3・三重)が、第52回全日本中学校選手権(全中)の女子200mで24秒81(-1.4)の記録で優勝し、前回大会に続く連覇を成し遂げた。この種目では5人目となる2連覇で、北村の名を中学陸上史に刻んだ。
予選での快走
北村は前日の予選で24秒28(+0.9)の驚異的な記録をマークし、中学歴代3位にランクイン。10日前の東海大会で出した自己記録24秒46を0.18秒も更新し、決勝への勢いをつけた。
決勝の戦い
決勝では、持ち味の加速力を生かし序盤から先頭に立つ。トップでコーナーを回り、直線に入ったところでは圧勝ムードかと思われたが、後半の伸び悩みが懸念材料に。
猛追するライバルたち
中盤以降、右隣の山田奈央(御滝3千葉)と左隣の村田愛衣紗(ナンバーワンクラブ2鹿児島)が猛烈に追い上げ、3人がほぼ同時にゴール。北村は「最後は負けたかと思った」と振り返るが、正式発表で勝利を確認した。
プレッシャーを力に
前回の福井全中で優勝した北村は、今季は連覇を期待される立場に。プレッシャーを感じながらも、「みんなは自分の味方だと考え、力に変えられた」と語る。
今後の目標
北村は「100mで11秒台、できれば11秒87くらいを目指したい」と語り、200mについても「今日はラストが悪かったので、もっとピッチを上げられるようにしたい」と課題を見据える。
表彰台
山田奈央が24秒87で2位、村田愛衣紗が24秒88で3位に入り、表彰台を飾った。
北村環奈の連覇は、プレッシャーに打ち勝ち、成長を遂げた証。今後の活躍がさらに期待される。