2025年春季近畿地区高校野球大会:新星の台頭と伝統校の逆襲
2025年春季近畿地区高校野球大会の出場校が決定。新星の台頭と伝統校の逆襲が期待される熱戦の幕開け。

2025年春季の近畿地区高校野球大会(奈良)の出場校が19日、出そろった。この日京都府大会で、京都共栄が初優勝を果たし、最後の椅子を手にした。
センバツ組の活躍
今センバツに出場した滋賀学園、東洋大姫路、天理、智弁和歌山の4校が名を連ねた。センバツ後の大会で調整が難しいとされるなかでも、結果を残した。滋賀学園は県内20連勝と地元では抜けた存在となっている。
新星の台頭
京都では京都共栄が初優勝。準々決勝でノーヒットノーランを達成した左腕・小林 海翔投手(3年)に注目が集まる。
伝統校の逆襲
大阪は昨年秋のリベンジを果たした大阪桐蔭、奈良では県立高ながら、奈良が昨秋に続いて2季連続で近畿大会出場を果たした。ともに秋は初戦で敗退しているだけにリベンジの春とすることができるか。
混戦模様
昨年秋は東洋大姫路が優勝した。その原動力となったエース右腕・阪下 漣投手(3年)を故障で欠くだけに、準優勝だった智弁和歌山、4強の天理なども、頂点を狙える実力は十分あり、今年の春は混戦模様となることは間違いない。
注目の選手
- 小林 海翔投手(京都共栄): 準々決勝でノーヒットノーランを達成。
- 阪下 漣投手(東洋大姫路): 昨年秋の優勝原動力だが、今季は故障で欠場。
今年の春季大会は、新星の台頭と伝統校の逆襲が期待される熱戦の幕開けとなること間違いなし。