世界ランク1位の“ダブルさっちゃん”が圧勝!世界卓球女子ダブルスで金メダルへ邁進
世界ランク1位の大藤沙月と横井咲桜のペア“ダブルさっちゃん”が、世界卓球女子ダブルスで圧勝し、金メダルを目指す。

世界ランク1位の“ダブルさっちゃん”が圧勝
2025年5月19日、カタール・ドーハのルサイル・アリーナで行われた世界卓球選手権個人戦の女子ダブルス2回戦で、世界ランク1位の大藤沙月と横井咲桜のペア“ダブルさっちゃん”が、カザフスタンのA・バヒットとA・ロマノフスカヤ組を3-0で退け、3回戦に進出しました。この試合はわずか18分で決着し、2人は初出場ながらも世界ランク1位の実力を存分に発揮しました。
若きエースペアの活躍
大藤と横井は、大阪・四天王寺高校時代からコンビを組んでおり、愛称はそれぞれの下の名前から“ダブルさっちゃん”と呼ばれています。性格は正反対で、ポジティブな横井に対し、大藤はネガティブな面を持っていますが、ともに右打ちで強打を備えた攻撃的なスタイルが武器です。
緊張の中での勝利
初のメインコートでの試合に緊張しながらも、2人は第3ゲームのマッチポイントで大藤の鋭いバックレシーブが決まり、横井と笑顔でハイタッチを交わしました。大藤は「突破できてホッとした」とコメントし、横井も「攻撃的なプレーができた」と喜びを語りました。
金メダルへの挑戦
日本人ペアとしては1967年大会以来の金メダル獲得を目指す“ダブルさっちゃん”。今大会と同会場で行われた1月のWTTスターコンテンダー・ドーハで優勝し、翌週に世界ランク1位に浮上した経緯もあり、大藤は「縁起のいい場所。1戦1戦、2人で高め合えたら」と意気込みを語りました。横井も「金メダルを目指して頑張りたい」と決意を新たにしています。
今後の展望
今大会は、2人のこれまでの努力と実力が試される場です。世界ランク1位の実力をさらに高め、金メダル獲得に向けて一戦一戦を大切に戦っていくことが期待されます。