バレーボール女子日本代表、世界選手権メダル獲得へ全力疾走!秋本美空の挑戦
バレーボール女子日本代表が世界選手権メダル獲得を目指し、秋本美空が母以来の表彰台を狙う。合宿での練習や意気込みを紹介。

バレーボール女子日本代表が13日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで報道陣に合宿を公開しました。約2時間半にわたる練習では、棒を使ったストレッチやバランス練習、実戦形式のフォーメーションプレイなどが行われ、選手たちは汗を流しました。
全体練習終了後、ドイツリーグ1部・ドレスナーSCへレンタル移籍する秋本美空(18)は、サーブ練習を実施。フェルハト・アクバシュ監督から1日50本のノルマを課されていますが、この日は調子が良く、25本で終了しました。秋本は「トスを高くして、最後の踏み込みの2歩を力強くする。上からダダンッって(感じ)」とコツを明かし、笑顔を見せました。
国際大会デビューを果たしたネーションズリーグではブラジルに敗れ、準決勝で敗退しましたが、初出場の世界選手権(8月22日~9月7日、タイ)では、母・大友愛さんが出場して銅メダルを獲得した2010年大会以来の表彰台を狙います。18日に19歳を迎える秋本は「憧れる選手になりたい」と代表の責任感をにじませつつ、「みんなでメダルを取りたい」と闘志を燃やしています。
世界選手権に向けて、日本代表はさらに強化練習を重ね、チーム全体の結束力を高めています。秋本をはじめとする若手選手の成長が、メダル獲得への鍵となるでしょう。