Jリーグ新潟、ブーダ・サイディと小原基樹の加入で新たな戦力強化
J1新潟がハンマルビーIFのFWブーダ・サイディと広島のMF小原基樹を補強。新戦力の加入で残留を目指す。

2025年7月25日、J1新潟はハンマルビーIF(スウェーデン)のFWアブデルラフマン・ブーダ・サイディ(25)の加入内定を発表しました。メディカルチェック後に正式加入となり、背番号は65となる予定です。
ブーダ・サイディは足元の技術が高く、空中戦にも自信を持つ選手です。クラブを通じて「アルビレックス新潟というチームで戦えることをとても楽しみにしています。そして、J1残留のために全力を尽くします」とコメントしました。
また、同日には広島から期限付き移籍で加入したMF小原基樹(25)も新潟・聖籠町のクラブハウスで取材対応を行いました。小原は「絶対にできる自信を持っている。それを存分に新潟で発揮できたらいい」と意気込みを語りました。
小原は1メートル70の小柄なドリブラーで、左サイドが主戦場です。愛媛、水戸を経て24年に広島に加入し、初のJ1挑戦となりましたが、昨季8試合、今季は2試合出場と出番に恵まれなかったため、その悔しさをバネに新天地での活躍を目指しています。
新潟は今季5人の選手が他チームに移籍しましたが、ブーダ・サイディと小原基樹を含め、これで6人を補強しました。リーグ戦5連敗中で、なかなか浮上の兆しが見えないチームですが、新たな戦力の加入で残り14試合での結果を求めていきます。
小原は小、中学のクラブチームや愛媛でもオレンジ色のユニホームを着用していたため、新潟のオレンジとブルーのユニホームに「馴染む」と笑顔を見せました。新潟の救世主となるべく、残り14試合で結果だけを求めていくことでしょう。