【ラグビー】石田吉平の執念と成長:痛みを乗り越えた国際舞台での戦い
ラグビー日本代表・石田吉平が痛みをこらえ、国際舞台で奮闘した試合の詳細とその後の成長を紹介。

石田吉平の執念
2025年7月12日、兵庫のノエビアスタジアム神戸で行われたラグビー日本代表対ウェールズ代表の試合で、石田吉平は開始早々に足を痛めるというアクシデントに見舞われた。しかし、彼は痛みをこらえ、地元での試合を最後まで戦い抜いた。
試合の詳細
試合開始3分頃、石田は敵陣22メートル線付近での空中戦に挑んだ。着地と同時に足を引きずるようなしぐさを見せ、観客を心配させた。それでも、彼は痛み止めを処方され、ハーフタイムまでプレーを続けた。
石田の決意
「力が入らなくて走れない状況やったんですけど、痛み止めをもらって…。折角の地元なのにすぐに交代…という姿は見せたくなかった。気持ち、固めて、プレーしました」と石田は語った。彼の執念は、試合後のインタビューでも明らかだった。
ハイボールの課題
石田は試合中、ハイボールの競り合いで苦戦した。彼は「たくさんハイボールがあったなかで(肌感覚で)3~4割くらいしか確保していない。求められるのは、8~9割の確率で相手を邪魔すること。そんな要求をもらえるようになっていきたい。もっと勉強したいです」と述べ、今後の課題を明確にした。
今後の展望
石田は、国際舞台での経験を糧にさらなる成長を誓った。「(対面と)同じタイミングで飛んでしまうとどうしても高さで(劣勢)…となってしまう。やっぱり、先に飛ぶ(のが大事)。工夫していきたいです」と語り、今後の試合に向けての意欲を示した。
試合結果
試合は22-31で日本代表が敗れたが、石田の奮闘は多くのファンに感動を与えた。彼の執念と成長は、今後のラグビー日本代表の戦いに大きな期待を抱かせるものだった。