ラグビーD-Rocks藤村琉士、入替戦への決意とチームの未来
浦安D-Rocksの藤村琉士が入替戦への思いとチームの未来について語る。ラグビーリーグワンでの活躍と今後の課題に焦点を当てた。

藤村琉士の決意
2025年5月9日、東京・秩父宮ラグビー場で行われたリーグワン1部の最終節。浦安D-Rocksの藤村琉士は後半14分から登場し、最前列中央のHOとして活躍しました。藤村は試合後のインタビューで、「しっかり勝って、形よく終わりたい」と語り、チームの勝利に対する強い思いを明らかにしました。
チームの現状
浦安D-Rocksは12チーム中最下位であり、下部リーグとの入替戦が確定していました。しかし、藤村は「個人的にも、チーム的にも、後を考えずにこの試合だけにフォーカスしました」と述べ、試合に集中する姿勢を見せました。彼は激しいコンタクトを繰り返し、スクラムを安定させることでチームに貢献しました。
今後の課題
藤村は今後の課題についても言及しました。「細かいところ——例えばオフサイドをしないといった規律のところ、しっかり全員でアタックラインに下がってランナーになる、ブレイクダウンで相手をキル(排除)する——を、どれだけできるかが勝利の鍵になってくる」と指摘し、チーム全体での改善が必要だと強調しました。
入替戦への意気込み
24日から始まる入替戦では、2部首位の豊田自動織機シャトルズ愛知と2連戦を行います。藤村は「今年度の最後を締めくくるデスマッチをいい思い出にしたい」と語り、チームの最後の試合を勝利で飾ることを誓いました。
チームの未来
藤村はチームの未来についても触れ、「この時期はやっぱり、出会いもあれば、別れもある。でも、いまは(全選手が同じ)チームなので。これからラグビーを辞める人だっている。残された時間を、いい時間にしたい」と述べ、チームメイトとの時間を大切にする姿勢を見せました。
藤村琉士のリーダーシップとチームへの貢献は、浦安D-Rocksにとって大きな支えとなっています。今後の活躍に期待が集まります。